派遣の働き方

派遣社員から見れば、派遣会社は雇用者であり、派遣先企業は使用者となります。派遣社員は派遣先企業で仕事の指示を受けるが、給料は派遣会社から支払われます。雇用契約は、派遣先が決定して、お仕事が始まる段階で初めて契約が成立して、派遣期間の満了とともに契約も終了します。派遣会社と雇用契約中でも、他の派遣会社に登録したり、仕事の依頼を受けたりできるけど、雇用契約期間などを守ることが条件です。
 ボランティア活動の仲介や調整を行う「ボランティアコーディネーター」について理解を深める研究集会が6日、徳島市内であった。約130人が参加し、講演やディスカッションを通じてボランティア活動について考えたり、交流を楽しんだ。
 研究集会は、分野やグループを超えて、ボランティアコーディネーター同士が意見を交換したり、ボランティアに取り組む人同士が交流できる場として毎年開催されており、今年で10回目を迎える。
 この日は、大阪ボランティア協会常務理事の早瀬昇さんが講演した。個人が自発的に取り組むボランティア活動が、多様な課題に機動的に取り組める強みを持っていることを説明。また活動の裾野を広げるポイントとして、「自分がしなければと思いながらやっていると、『頑張っているのに誰もわかってくれない』と被害者意識になってくる。好きでやっていると思っているのが勝ち」と、楽しみながら取り組む大切さを指摘した。【深尾昭寛】

2月7日朝刊

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 京都成章(吉竹浩克校長)の第83回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)出場が決まりました=写真。おめでとうございます。同校のセンバツ出場は98年以来13年ぶり2回目です。夏の甲子園は95年と98年に経験し、2回目の出場で準優勝しました。
 京都明徳の母体と同じ学校法人「明徳学園」が86年4月、京都市西京区大枝沓掛町に開校しました。男子校としてのスタートでしたが、03年度から共学になりました。伝統校が多い京都の中では創立25周年は比較的新しい高校ですが、現役大学合格率95%を誇り、全国高校ラグビーフットボール大会に5回出場するなど文武両道の進学校として知られるようになりました。これらは付属中学を擁せず、高校の3年間だけで出している成果です。
 出場決定から1週間後の今月4日、吉竹校長を訪ねました。昨年4月、校長になったばかりでいきなりの甲子園出場です。「出場決定に関する取材や報道、卒業生らからの激励の多さに、『甲子園に出るとはすごいことなのだ』と改めて実感しています」と今なお感激の面持ちです。
 13年前のセンバツ出場時はクラス担任として生徒を引率して甲子園に行きました。初戦で岡山理大付(岡山)に2対18で大敗。「全国レベルのチームは違うな、と思いました」と言った後、「大差をつけられながらも諦めずにボールを追いかける選手を見ていられなかった」とそっと付け加えました。
 出場する選手に期待することを聞きました。「甲子園という素晴らしい場所で試合をさせてもらえるという喜びを感じながらプレーしてほしい。練習の成果を発揮できたら、勝敗はその延長線上にあると思います。そして、けがをすることなくプレーをしてほしい」。1勝はしてほしいと私の期待を伝えると、「勝ちにこだわると試合中に落とすものがあると思います。グラウンドの土や芝生の色を見たり、スタンドの雰囲気を感じたり。甲子園でなければできないことをいっぱい体験してきてほしい」と言われました。
 吉竹校長は今も放課後の進学講座で国語を生徒に教えています。明徳学園は日蓮宗大本山本圀寺により設立されましたが、宗教教育は全くしていません。しかし、「宗教する心」は教育の基盤であるとのことです。
 吉竹校長の話から思いと心が伝わってくるようです。実は吉竹校長は現在42歳です。「同じ年の校長先生には出会ったことがない」といわれるほどの若さです。若い学校に若い校長先生。春の甲子園では選手のフレッシュな戦いを期待します。【京都支局長・北出昭】

2月7日朝刊

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 病名が判明しないなど国の難病対策から外れている希少難病患者を支援するNPO法人「希少難病患者支援事務局(SORD=ソルド)」主催の「希少難病フォーラム」が6日、京都市左京区の国立京都国際会館であり、ソルドが今月から始めた人工多能性幹細胞(iPS細胞)の作成やゲノムの解析など、最先端医療を活用した研究事業が発表された。
 難病患者ら約110人が参加。東海大医学部と連携して患者の血液からさまざまな細胞に生まれ変わるとされるiPS細胞を作り、国内外の研究者に提供して治療薬の開発などに生かす「iPSバンク事業」のほか、国立遺伝学研究所と協力して患者の血液内のゲノム情報を解析し、他の患者の情報と照らし合わせて病名の特定を目指す「ゲノム解析事業」が発表された。
 iPSバンク事業について、佐藤健人・東海大医学部准教授は「iPS細胞からは筋肉などの組織を作ることができるが、現段階で安全性に疑問があり、当面は治療薬など、難病解明のための研究に役立てたい」と語った。また、事業概要を説明したソルドの小泉二郎代表理事は「事業を通じて社会が関心を持ってもらえれば」と話した。【山田尚弘】

2月7日朝刊

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